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バーチャルスライドシステム


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バーチャルスライドシステム
作成された病理標本を高速でスキャン、高解像度のデジタルデータに変換するシステムで「病理検査ネットワーク」の肝となる部分です。
デジタルデータにすることで、インターネット環境を利用することが可能なうえ、パソコンの画面上での拡大・縮小が容易となります。


バーチャルスライドシステムとは

バーチャルスライドシステムは、作成された病理標本を高速でスキャンして高解像度のデジタルデータに変換する機械と、その周辺設備のことです。
機械に取り込まれた病理標本データはデジタルデータになるので、パソコンの画面上での拡大、縮小が容易にでき、観察の精度が向上します。
※従来の顕微鏡観察では困難であったスライド標本の全体像観察から、任意の部分を拡大して細部まで高精細に観察することが可能になったのも、デジタル化ならではのメリットです。
また、すでにデジタルデータになっているので、パソコン上で報告書を作成。データ添付も可能です。

※無段階可変倍率でより正確な検査が可能

スキャン画像の一例

※標本サンプルはパンフレット作成用に撮影されたものです。画像をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。

バーチャルスライドスキャナ概要

  • 病理組織ガラススライドを高速・高解像度でスキャンし、バーチャルスライドに変換します。

  • サンプルを、20X対物レンズ相当に拡大し、デジタルデータとして取得、観察することができます。

  • スキャンしたバーチャルスライドは、サンプル全体像から任意の倍率まで拡大した画像を高解像度に表示でき、簡単なマウス操作により、顕微鏡を操作する感覚で観察ができます。

デジタル化することのメリット

複写・共有が可能

サンプルをデジタルデータ化することで、複製や共有が容易になります。
同一のサンプルを複数の人で観察でき、ディスカッションなど、多岐にわたる応用が期待できます。

ネットワーク対応

インターネットやローカルネットワークにより、遠隔地からでも標本の観察や評価、情報の共有が可能となります。

スライドの保存

デジタルデータは、ガラススライド管理で問題となるサンプルの破損、紛失、劣化の心配がなく、いつでも同じデータとして観察することが可能です。

データベース化

大量のバーチャルスライドをデータベース化し、いつでも必要なスライドを閲覧することが可能になります。
また、遠隔地においても、データ共有、ライブラリーの構築も可能となります。